活用シーン

倉敷未来会議

倉敷未来会議

岡山県倉敷市地域協働推進機構が、2012年1月から3月までに渡って実施した「倉敷未来会議」という街づくりワークショップに、視覚会議®が導入された事例です。

倉敷未来会議とは?

地域協働推進機構ではNPO法人倉敷町家トラスト・一般社団法人チカクと連携し、2012年1月から3月まで、岡山県倉敷市にて「倉敷未来会議」という街づくりワークショップを実施しました。
ほぼ月1回のペースで実施されたこのワークショップの目的は、倉敷市で暮らす人々や地元の起業家やクリエイター、そして市の職員など、立場や思いも異なるステークホルダーで集まり、「よりよい倉敷の未来」について意見を交わし、倉敷のあるべき未来についての合意を形成し、そしてその実現方法を定めることでした。

多様な参加者が視覚会議®で答えを創る

30年後の倉敷市の未来を考える

倉敷未来会議において、合意形成やアイデア発想のために用いられたのが「視覚会議®」です。
参加者のバックグラウンドがどれだけ多様でも、1セッションあたり1時間程度の短時間で必ず結果を出せる点が、街づくりのためのワークショップに最適だと評価され、導入されました。

ワールドカフェの実施

第1回ワークショップには、20名の参加会議者がいらっしゃいました。視覚会議®を行うには人数が多かったこと、初対面同士の参加者の方が多かったことから、まずはワールドカフェ形式のプレワークショップが実施されました。

ワールドカフェというのは最近よく利用されるワークショップの手法で、テーブルの上に広げた模造紙を数名で囲み、模造紙の中央にテーマを記入し、そのテーマを囲むように各自がマジックペンでアイデアを書きこんでいくというものです。

まずはワールドカフェ方式でアイデアをとことん出し切り、その上で視覚会議®に入ることで、より内容の濃い視覚会議セッションが行えるのでは?という試みでしたが、どのテープルでも活発な意見交換が行われました。

アイデアの発散

アイデアの発散

ワールドカフェが完了したところで、いよいよ視覚会議®のセッションがはじまりました。
参加者全員に配られたワークシートの中心に、大きく「30年後の倉敷の未来のあるべき姿とは?」と書き、そこから伸びた枝の上に「未来」から連想した単語を乗せていきます。個人で単語を出した後は、ファシリテーターがホワイトボード上に見える化していきます。これにより、個人のアイデア・考えを参加者全員で共有することができました。

関連付け、収束

発散に続いて、アイデアの関連付けと収束行いました。
マップ上の単語の中から、似ているものや因果関係にあるものを参加者に探してもらい、見つかった単語同士をファシリテーターがラインで繋いでいきます。
関連付けが終わったら、マップ上の単語の中から各人がもっとも重要だと感じるものに投票し、最終的に上位10の単語がこのセッションの「キーワード」として選ばれました。
最後に、皆の投票に基づいてキーワードとして選ばれた単語をすべて使って作文をします。できた作文が、このセッションからのアウトプットである「30年後の倉敷市の未来」のビジョンそのものになるという仕組みです。

参加者の感想

視覚会議®を活用することで、決まった時間内で、「30年後の倉敷市の未来」を描くことができました。
会議終了後、参加者にインタビューすると、「一人で考えているのと、みんなの考えを聞いてみんなで考えるのはぜんぜん違う。そこに価値がある」という意見を共通して聞くことができました。

視覚会議®導入方法

組織での導入をお考えの方

価値を創造するヒト、モノ、プロセスをつくる 株式会社ラーニングプロセス
株式会社ラーニングプロセス

  • 視覚会議®導入のためのコンサルティング実施
  • プロジェクト運営支援
  • 視覚会議®ファシリテーターの派遣
  • 視覚会議®ファシリテーター養成講座の実施 など
個人での活用をお考えの方

社会課題を解決する NPO法人 アイデア創発コミュニティ推進機構
NPO法人 アイデア創発コミュニティ推進機構

  • 視覚会議®ファシリテーター養成講座の実施
  • 視覚会議®を用いたワークショップの開催 など