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不確実で、複雑で、曖昧で、未来予測ができないVUCAの時代では、臨機応変に対応できるチーム・組織である必要があります。わずか50分間で実施される視覚会議がなぜチームをあるべき姿に導くことができるのか?視覚会議の骨格をなす3つのステップと3つの要素をご紹介します。

人材育成、SDGs、DX推進、チーム改革、新規事業開発など、さまざまなプロジェクトが動いていると思いますが、分析的・論理的なアプローチだけでは、なかなか最適解が見つからないのではないでしょうか。従来とは異なる手法を求めて、デザイン思考などを取り入れた組織も少なくないようですが、具体的にどうしていいか分からない、という声もよく聞きます。

そこで脚光を浴びているのが、組織そのものを変えることです。

これまでの組織は階層型で、トップダウン型がほとんどでした。しかし、最近は変化に強い組織として、従来の組織とは反対の、「自律型組織」と呼ばれる、フラットでボトムアップ型の組織が注目されています。新聞でも、大手企業が自律する組織、分散型・協調型の組織に関心を寄せているという記事が出ていました。

組織を変える前に「会議」を変える

では、主体的に動けるチームにするには、どうすれば良いでしょうか。我々が提唱するのは「会議」という場そのものを変えること。大勢の集まる会議の目的・運営方法を変えることで、組織をより主体的に、自主的に動けるように変えていくということです。

具体的に会議をどうするかと言うと、単なる報告・共有の場から、合意形成共創の場に変えていきます。今までの会議では、事前に作成・検討した資料の共有でした。しかも、全体を考えて資料を作成するわけではなく、上司に聞かれたことをそのまま入れているだけ。方針や背景の理解が不足し、思い込みや認識のズレがあるために、なかなかベクトルがそろいませんでした。

主体的に働くためには、初めに「合意」の会議を行って、目指すゴールを設定します。次はアイデアを出し合う「共創」の会議を行って、アクションプランを作ります。このステップを踏むことで、一人ひとりが主体的に行動できるようになりますし、変化にも臨機応変に対応し、かつズレもなくなります。

3つのステップと3つの要素

これからの会議運営には以下の3つのステップが必要です。

ビジョン・方針が定める
戦略・解決策が決める
主体的に動き出せる

そして、定まる・決まる・動き出せる」会議を実現するには「バックキャスティング」「集合知」「センスメイキング」という3つの要素が重要です。

バックキャスティングとは、ありたい姿をまず定義してそこから逆算で具体的な施策を考えるやり方のこと。
集合知とはみんなの知恵を集めて良いものを創る、すなわち共創ということ。
センスメイキングとは、最適解が見つからない場合に、一度こういうものだと決めてしまって、情報を減らしたうえでストーリーを創るということ。言い換えればストーリーで共感を誘うわけです。

これら要素をすべて含むのが「視覚会議」です。

視覚会議とは「チームを成果に導く50分の仕掛け」のこと。その特長は議論を可視化すること、1セッション50分という短時間ネクストアクションにつながる結論が出ること、オンラインとリアルの双方に対応可能であること。コロナ禍でリモートワークが多い現在でもご自宅から、かつ短時間で合意形成、戦略立案の会議に参加することが可能です。

百閒は一見にしかず。興味を持った方はぜひ無料体験会にご参加ください。

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