「OKR」とは

目標設定および管理手法の一種。GoogleやFacebook、メルカリなどが採用していることでも話題に

【OKR:Objectives and Key Results】

組織マネジメント手法の1つであるOKRは従来の目標管理手法と比べて、組織のビジョンと個人の目標を重ね合わせやすい手法だとされます。

最初に設定するのは組織としての「目標:Objectives」です。ビジョンや理念をそのまま使用することもできますが、複数ある場合には1つに絞ります。続いて、1つの「目標」に対して、複数の「主な成果:Key Result」を設定します。こちらは「目標」に対する達成度や進捗を図るためのものなので、件数や割合のように定量的なものを定めることがほとんどです。組織に属する一人ひとりは日々の業務を通して「主な成果」の達成を目指し、それによって組織の「目標」達成に貢献するというわけです。

VUCA時代に適した目標管理手法

従来は経営層がゴールや方針を定め、それに基づいて現場の目標を設定しました。しかし、VUCA時代には経営判断に必要な情報の収集や分析に十分な時間をかけるゆとりはありませんし、社会の変化が早いため、ゴールや方針の前提としていた条件が覆ることもあります。

組織としての「目標:Objectives」をもとに、現場が目指す「主な成果:Key Result」を設定するOKRは、従来の手法よりも柔軟性迅速性に優れています。また、現場が目指すものを現場で決めることで、自律的自発的な行動が引き出されるので、自ら考えて動く組織へと変わっていけるのです。

OKRの運用方法は企業やチーム、プロジェクトによって異なりますが、基本のフレームワークは非常にシンプルで応用性も高く、視覚会議でも採用しています。