視覚会議ファシリテーターはここが違う

会議のファシリテーターというと、一般に、会議の内容を熟知し、会議をひっぱっていくリーダーというイメージがあるのではないでしょうか。実は、視覚会議のファシリテーターはその真逆なのです。

視覚会議ファシリテーターは中立な立場で視覚会議プロセスを管理・進行することが役割です。具体的には以下の3つを実行します。

(1) 参加者の発言内容をそのまま受け止め、参加者の発言と存在を肯定することで自己肯定感を高める

(2)参加者全員にあるべき姿をポジティブにイメージさせ、具体的な単語を引き出す

(3)参加者の意見を関連づけながら、全員でビジョンやゴール、その論点を明確化する

視覚会議BASICの主役は参加者です。ファシリテーターは参加者に発言を促し、発言内容をホワイトボードにどんどん書き留めていきます。参加者の発言がキーワードとして記述されることで、論点が明確になり、議論が空中戦になりません。だから、議論の経過がわかりやすく、納得度の高い結論が出るのです。

一般的には「発言者の言葉を言い換える」「意見と整理するのを手助けする」「質問を重ねて掘り下げる」といったことがファシリテーターの役割とされますが、視覚会議では一切不要です。

もっと言えば、参加者の発言を誘導したり、合意内容を強引にまとめたりする振る舞いは禁止しています。参加者が「結局はファシリテーターが決めたことだ」「これは自分たちの意見ではない」と思えば、そこで得たゴールや答えには合意できません。

参加者にとっては、自分の意見が会議結果や結論に反映される感覚が高まれば、感情的に巻き込まれますから、結論にコミットし、実践したくなるものです。また、あるべき姿を起点に議論を始めるので、参加者がポジティブに楽しく参加することができます。

視覚会議BASICのファシリテーターは黒子として会議を運営します。主役はあくまで参加者なのです。

◆視覚会議ではファシリテーター養成講座を開講しています。
詳しくは『ファシリテーター養成講座とは』をご参照ください。